冬の間のお楽しみ それが薪割り作業だ
どうしても山奥の冬の生活は小屋にこもりがちになるから体を動かせる薪割り作業は娯楽と言えなくもない
だれかに強制されているわけでもないし 自分が気の向いた好きな時間にちょろっと楽しむ程度にやるのが肝心だ
あまり薪の移動はやらないのだけど 今回は一番日当たりのよい棚を空にするために在庫を移動させた
まだ倒れたばかりの水分がおおく含んだ薪を積んでいく予定なので 日当たりのよい場所を使おうとおもったからだ

そう ここの一番でかい棚に在庫を移した いままではここに右に少し積んであるような2x材が置いてあった もらってきた大量の2x材の保管にこまって一時的にここに積んでいたのだがいよいよ邪魔になってきたので2x材は・・・

こっちに高積みすることでかなりの量を移動させることに成功した
そして開いたところに今みたいに普通の薪を積んだというわけだ

その薪はここに積んであったもの
おかげさまで一番日当たりのよいこの薪置き場が空になった
このように今回で言えば3度手間になるので薪の移動はなるべくやりたくはないのだ
ここを開けるために2x材をまずBからCへ移動
空いたBへAから在庫を移動
そして空いたAで新しい薪を積んでいくという手順になる
あーめんどくさい
めんどくさいのだけど これから積んでいく薪は品質がAランクのとても良いものだからいい場所で乾燥させたかったのだw

切ってから比較的新しい水分のおおい丸太
今日はこいつらを割ってゆくのだ そうなのだ

太くて重いから薪割り台に載せないでまずは地面で半分にする
ちなみに右の二回りぐらい小さいのが薪割り台だw
こいつを薪割り台にするのも悪くはないんだけどもったいないからなぁ
節もないので簡単に割ることができる 直なよい丸太だ
そのまま地面で割れば持ち上げる必要なくてよいんじゃないと思うかもしれないが
地面には石があったりするのでそれを斧でたたいてしまうと刃が欠けたりする恐れがあるのでできるかぎり薪割り台をつかうのがやはり良い
あとは地面で割ると開きずらいから切り離れないってのも若干ある
たたくのにも台に乗っていた高さのほうが力が入りやすいってのもあるけど
まー半分にできたら台の上にのせるのもだいぶ楽になるので のせて割っていくのだが一つだけ注意点があるゾ
丸太を薪割りするときに二種類の状況がある
それは皮のある外側から割るか 割れた内側から割るかという選択肢
これは薪割り台の傾斜によって状況がかわるんだけどできるなら皮のある方から割る方が安心だ
じゃあ逆に内側から割るときにどんなことに注意しなくてはならないかというと・・・

こんな時 丸太を割るときに毎回一発で割れるわけではない そうすると数回斧を打ち込むのだが
もちろん場所がずれることもありこのように割れた場所ができることなんてよくあることだ
丸太を皮のある方から割る場合このような状況になることはほとんどない
しかし内側から割るとなると・・・

こういった状況になるだろう
こんな状況でフルスイングすると最悪の結果が訪れる
割れ目から奥は斧の力が伝わるので刃とおなじように割れるのだけど手前はつながっていないので斧が入っていくと同時に割れるはずが割れずに残って斧の根本の付け根部分にがっつり当たって痛むし最悪根本から折れる あとすんごい手も痺れて痛い
今回はパっとみただけで割れ目は一目瞭然だが 目立ちずらいのがあることもある
そんな時は刃を落とす位置をあと5cm手前にして手前のも刃が入るようにするか 向きを変えて別の方角から割ったほうが良いだろう

そんなこんなでAランクの薪はここに一からつんでゆくよw
一番下に積むときは一輪車から床に一度ぶちまけて床から拾って積んだ方が腰にやさしい

一番下の段はできるだけ長いものを並べたほうが安定するような気がする
そして下の段はぜったいに壁に着けないこと最低でもこぶし一個分は空けておかないと後々大変になるかもしれない
下の段をなんぜ壁に着けてはいけないのかというと高くなるにつれてオーバーハングのような状態になって重心が壁側ではなく手前に傾いてしまうだ
それを防ぐためにも下段は壁から離して積んでゆき上の方で壁側に持たれかかるような重心をこころがけるのがよろしい 知らんけど

今日は薪の移動とかもあったのでこれぐらいでカンベンしておこう
これからは切ったばかりの水分のおおい質のよい薪はここに積んでいこうと思う
気が向いたときに少しづつねw
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