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フリマ2

このまえフリマにいってきたんですけど別の場所でも開催されているのを知ったので他の週末にふらふらと遊びにいってきました

今回はどんなお宝がみつかるかしらんw

規模てきには50店舗ぐらいでしたでしょうか

10~20じゃ寂しいけど50ぐらいあるとやはり見ごたえはあります

今回も目当てのものは決めていませんがええものがみつかるとよいのう

冬の時期は寒いし 真夏では蚊も増えて暑いからすこしテンションおちるけど5月ぐらいの陽気が露店を見歩くのにはちょうど良い季節かもしれませんね いうてもブログ書くのアレで時差あるから今はもう6月じゃが

別に毎回買う必要もないのだけど とある店先でとっても気になるものを見つけてしまいました

全体的になにを売っていたかは忘れてしまいましたがその一角に布制のサイフみたいな小物入れがごちゃっとはいった箱があったので たばこを入れる巾着の代わりになるようななんか和風の良さげなものがないか物色していたら一つだけ他とか違うオーラを放っていた、なんといえばよいのかサイフなのか小物入れが目にとまりました

手にとって観察していると 店主さんが声をかけてきました

ほかのやつは布製なんですがこいつだけ皮でできています

おやっさんが私の手にもっている小物入れの説明をしてくれました

山梨の方でつくっているインデンの物だよと

インデン?

私のしらない 言葉です いったいどんな字を書くんだろう

淫乱の淫に 伝説の伝かな?とかって頭のなかで変換します

ごきげんなおっちゃんは さらにうんちくをたたみかけてきました

それ皮でできているだろう? インデンというのは羊の皮に漆で模様をつけたやつをいう伝統的な細工もものらしい

まー おっちゃんも最初 インデンの言葉がでなくて 隣の店番らしきおばちゃんが横から割って入ってきてインデンだよと助け船だしていたがw

とっても良いもんだよとおばちゃんが言う

お? 隣同士なかよしさんの連携プレイかなと感心したが詳細な説明はたすかる

名前をわすれないよういに 頭のなかで 淫乱の淫にでんせつの・・・っと繰り返しぶつぶつつぶやくもう一人のおじさん (私)

店主 隣のおばちゃん そして私という謎のトライアングルの力場ができあがったが値段を聞くと うーん2000円じゃかわいそうかなー3000円はほしいところだねと店主さん

間の2500円ではどうですか?と一応きいてみたが やっぱりいいものなので3000はというのでも少しぶつを観察してしばし黙考

そのあいだにも 横からおばちゃんが 良いものだよとささやきかけてくる

トライアングルの均衡した力場がおばちゃんによって少し押し込まれて歪む

ぐぬぬ・・・

 このサイフは良いものだ

脳内の マ・クベもそうささやきかける

たしかにとても良いものだ 私の物欲センサーもこれは欲しいと言っている

インデン・・・インデン・・・インデン・・・

よし! おっちゃんこいつをもらおーーーじゃないか!!

腰に下げていたポシェットから財布はもってないので裸の札束をとりだし ええーいと3000円わたして インデンのサイフ?小物入れを手に入れた

となりで煙管をふかしていた おばちゃんがニヤリとわらって去っていく私の背中に煙を吹きかけた

そのあとも他の店を回り物色はしていたが そのさいも名前をわすれないようにインデン・・・インデン・とつぶやきながら見ていた  脳の片隅では伝説の淫乱ばばぁがずっと私にむかって煙管のけむりをふきかけてくる  呪われてしまったかもしれない

結局ほかに欲しいものはみつからなかったが今日は一つ気に入ったものがみつかったので良しとしよう

さっそく車にもどってきたので 山梨 インデン で検索をかけてみる

知っていた人はいいけど知らない人は自分でもちょいと調べてみるものよいんじゃないかしら

勝手に淫乱の当て字でわすれないようにインプットしていたが本来は 印鑑の印に伝説の伝で印伝らしい

おしい! でも伝の方は当たっていたので四捨五入すると半分以上あたっているのでほぼ正解といって差し支えないはずだ・

情報をアップでーとしたことにより 伝説の淫乱ばばぁは成仏していった

甲州印伝(いんでん)は、山梨県甲府市を中心に生産されている革製の工芸品です。 鞄や財布など、人々の生活を支える日用品が中心であり、多くの人から愛されています。 昔ながらの技法を大切にしながら作られる製品は、上質な鹿革を用いた柔らかい質感と、漆による美しい模様が魅力。

ちょっと調べたところ 昔は何か所かのお店でつくられていたらしいが今では淘汰されて一か所でしか作られていないらしい

「印伝」とは、鹿革に漆などで模様を施した工芸品です。
印傳屋の創業は天正十年(1582年)。400年以上もの歴史を経て甲州印伝の技法は代々家長の勇七にのみ口伝され、現代においても生活を彩る実用美として息づいています。
印傳屋は稀少な日本の革工芸の文化を伝える担い手として、日本人の感性と伝統を大切にしながら、人々の心に伝わるものをつくり続けています。

とのこと 

印伝自体は 奈良のほうとかでもあるみたいですね しらんけど

まー 鹿や羊の皮に 漆でもようをつけた皮細工を 総称で印伝というらしいからほかの地域であってもなんらおかしくはないが 日本で一番有名なのがきっと甲州印伝なのだろう

うんちくはよいからはよ現物をみせおれw

わしが購入下のはこの 味わいのある小物入れですよぅ

江戸の町民が 袖の中か懐にしまっていそうな感じ

内側はいかにも動物の皮ですと言わんばかりの見た目と手触り もふっと柔らかくて手になじむ

たばこ入れにも良いかとおもったけど さすがに色々入れては三つ折りにたためないので ふつうにサイフとして使うことにしました

三つ折りんしなければこのまま巾着のかわりになりそうだけどやはり 三つ折りの状態のほうがかかっこええ

しっかし そうとう味わいがある(・・・)なぁ

いま作られている印伝と模様も雰囲気もなんとなく違うのでもしかしたら 消えてしまったお店でつくられていたものかもしれないけど いかんせん情報がみつからないのでわからない

もしくは甲府の物じゃない可能性もあるかもしらんが 印伝には違いない

今風のはもっと おしゃれだ 

まー私はこっちの方が味があって好みだけど

模様の配列が現代のとは違うんよなぁ アンテイーク系のもので調べると似たような感じのものが出てくるのでやはり江戸時代とかのなのかもしれない知らんけど

私のは サイフとして作られたものじゃなさそうなので ちょっと使い勝手は悪いけど(紙幣のなかった硬貨のころならふつうにサイフになるか?)なかなか気に入っているので中で紙幣が曲がらないようにカード状の厚紙をいれて工夫していまのところ愛用しています

最終的には 煙管入れの袋に交換しても良いかもしれない

そんな感じが今回の収穫でした

コメント

  1. ドンゴロス より:

    インデンとは、印伝、つまり、インド伝来という意味です。
    別の設もありますが。

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