早いものでまたこの季節がきてしまいました
最近ブログさぼりがちなので本当はもっと前にやったのですが例の年に二回来る
ソーラーパネル遷都祭りです
そんではチャチャっとやっていきますよ
去年ぐらいまではメイン小屋の半分ぐらいは木陰からはみ出て日が当たっていたのですが枝が伸びたせいかほぼ完全に小屋が日陰ゾーンに入りました
おかげさまで小屋内はかなり涼しいのですがソーラーパネルはこのように影るしこれから梅雨になったら晴れの日でも小屋に日が当たらないので湿気が少し心配です
まぁ 薪ストーブつければ湿気はかなり飛ぶので対処方法はあるんですけどね
(逆にこの前つけた換気扇は梅雨の時期にはあまりよくないらしい。)
日陰にはいっていても前が開けていて明るいので意外と発電はするんですけどやっぱり日当たりの良い場所に移しておきましょう
毎年乗せ換えているこの発電機小屋の上に ここは夏場めっちゃ日あたるぞぃ
はい 遷都完了です
ここでいつもと違っているのは見慣れぬ板
何のためかと言うとわざと発電効率を落とす為のもの
以前の位置にあった時は手前に脚立を置くことで日影をつくり調整していたのですが
ここは位置が高く手間に脚立おいてもうまく日陰がつくれないので このように板を2枚のパネルの中間に半分ずづ掛かるように設置して発電量を落としています
これを置くことで大体MAX時の2/5ぐらいの性能になります
この値は 板の幅を替えたりすることで細かい調整が可能です
なんのためにこんなことをしているのかを話すと長くなるのですが要点をまとめると
今の蓄電用のバッテリーでは少し容量がすくないのでパネルの性能が高すぎてバランスが悪いから
前は115Ahの容量のバッテリー2個を並列でつないで使っていたのですがその時は問題なかったが
現在の100Ahx2にしたら満タンまで溜まる前にランプがピカピカしてオーバーフロウさせてしまう
バッテリーに貯める場合 間にソーラーコントローラーという振り分けたり過充電にならないようにする安全装置があるのですがそこが作動してしまうのだ
詳しい数値はわからないのだけどよく車につんでいる12vのバッテリーというのは大体私の実体験の感だと12.8vまで電圧が上がると満タン付近だと思われる
逆に11.5v付近まで下がると空に近い状況だと思われる
なので安全装置でもあるコントローラーで12,8vまで電圧があがったら1次側の供給をシャットアウトしてちょうだいというのと 逆に11,5vまで下がったら2次側(コンセントで使う方)をシャットアウトしてくださいという設定にしております
まぁ実際は私の場合上限は13.2vまであがったらにしてるけど
それはなぜかと言うとそもそも12vのソーラーパネルって16vぐらいの電圧でてるんだよね
だって12vしかなかったらバッテリーに12、8vまでためられなからある程度高めになっておるのだ
その関係で実際は12.8vまで溜まっていなくともバッテリーの容量がすくないとorパネルの発電量が大きすぎると電圧が急に上がりすぎて供給を止めてしまうのだ
実際にピコピコしてるときにスイッチで手動で切ると 徐々にバッテリーの電圧が落ちていって12以下になることもある(本来まだ満タンじゃなくて11.8vぐらいしか溜まってないのだけど供給が多すぎて電圧だけあがり安全装置が作動してしまう)
そうならないようにするには 上限の数値を上げる方法もあるのだけどあまり高く設定するとバッテリー内の液体がポコポコ沸騰し始めてガスを発生させてしまうから危ない
いくら密閉型といっても圧力があがるともれるおそれも有ると思っている
そこで最初にもどるのだけど もう一つの方法として発電量をさげることでゆっくりとバッテリーに貯めるようにする方法だ
これなら安全にMAXまで貯めていくことができる
その辺のバランスはバッテリーの性能とパネルによる発電量によるのでコレ!といった数値は言えないのがだ
ふつうに軽トラとかに積んであるような50Ahぐらいの性能のバッテリーなら12vの100wのパネルで十分すぎると思う(逆にパネルの性能が強すぎるかもしれない)
12vで100wのパネルの場合実際には16vで5Aぐらいの電流が流れます
100wなら6ちょいの電流がなられんじゃね?と思うかもしれないがロスがあったり性能どおりの発電はできない場合があるので実際にはそんなもんです
このAの数値が結構重要で私の100ahのバッテリーx2(並列)だと
10Aではパネルの発電量がおおすぎます
なので上に板を被せることで4Aほどになるように調節しているしだい
そんでは板はずっとそのままなのかと言うとそうでもなくて 曇り日ははずしたりずっと雨とかでバッテリーが空になってしまったときなどにははずして10Aの電流をながしている
残量6割ぐらいからだと10Aは多すぎてすぐにカラータイマーが発動してしまうが0からの場合は7割ぐらいまで溜まるまでぐらいは問題なくバッテリー側が吸収してくれる
あとはインパクトドライバーとか電動キックスケーターとかを充電したりする場合ですね
コントローラーの電光パネルをみると今の発電量と使用している量も表示されるのだけど
インパクトの充電の場合は4~5Aぐらい キックボードの場合はきっかり7.2vほど消費しています
そんな時は板をのせたままでは減っていく一方なので板を外した状態にすると
例えばキックボードを充電している場合 MAXの10A発電に対してボードで7.2ほぼ消費して残りの3.8をバッテリーに貯めている状態
3.8をバッテリーに送るならちょうどいいぐらいになりますね
このように意外と調整が必要なのだ
そんな調整を必要としないようにするためには バッテリーとパネルの性能を合わせるしかない
あとはコントローラーの上限を低く設定しておいて100パーセントまではたまらないけどもある程度の量で留まっても妥協するか
なんにせよ パネルよりもバッテリーの容量が多い方が良いのですがいかんせんバッテリー高いですからね・・・
もしも 自作でパネルを組むのであればわたしの実体験だと12v 100wのパネル1枚で100Ahのバッテリーでインバーターの性能は100~150wぐらいが良いんじゃないかな
コントローラーはもう少し性能おおきくても良いかもしれない(のちのち増設とかするかもしれないから)
インバーターに関してはこれも性能が大きければ大は小を兼ねるで使う分には問題ないんだけど
大きい容量のインバーターは冷却用のファンなどが付いていてそれが常時動いているとうるさいので
普段それほど電気をつかわないのであれば(照明とかノートパソコン、スマホの充電)このあたりだと100wも消費しないからファン無しの100wインバーターのほうが良いと思います
さて 色々話してきましたが結局は一回自分で組んでみて試さないと解らないことも多いとおもうから参考程度に考えてくだちい
あぁ 容量のおおきなバッテリーがほちいなぁ
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