蚕沙とは蚕のうんこである
昔からお茶にして親しまれこれを煎じて飲めば、桑の葉茶を思わせる上品な香りが楽しめるのだそうです
いちどフィルター(蚕)を通すことでほぼよく醗酵が進み極上の茶葉に仕上がるのだ
しらんけど
今日も朝から桑の葉摘み
古い葉は全部だしておく するとこのように天使からの贈り物が底に残る
それはまるで胡椒の実かホウセンカの種かと言わんばかりに均一でしわしわの丸い物体
よくみればパイナップル(手榴弾)のようでもある
天使たちは 桑の葉しか今は食べていないので成分的にはほぼ桑の葉といってもよい
ちなみに蚕といえば桑の葉だがそれしかたべないわけじゃないらしい
和紙の材料になる楮(こうぞ)とか他にもちょいちょい食べる植物はあるらしいが
桑がいちばん天使たちの喰いつきがよく成長もはやいらしい
栄養 味 ともに桑が一番!
集めた天使の贈り物は 水分を飛ばすためにフライパンにて炒っておく
水分がぬけていくさいに漂う香は桑の葉の香なのだろうか・・・
まだ小さいので20匹だと一日でこのぐらいしか採取できない
体が小さい分 大きさも小粒だ
脱皮を何回かくりかえし体もおおきくなっていくがそれに伴ってギフトもサイズアップしてゆく
小瓶に小さい粒状のものを 毎日すこしずつ集めていくのなんかワクワクするw
なんだろう この胸のトキメキは
(うんこを集めて喜ぶ おじさん)
・
明日はかなりの高確率で雨っぽいので 葉の採集が大変そうなので予め摘んで生けておく
生き物相手なので天候など待ったなし
昔の人は何万匹も育てていたらしいし 雨の日の桑の葉採集はとても大変だったことだろう
いままでそんなこと考えたこともなかった
いったいどれほどの現代人がそんな昔の人の生活に思い耽ることがあるのだろう
きっと産まれてから死ぬまでに一度も頭にすらよぎらずに人生をおえる人が大半なのではなかろうか
そんなことを考えながら うんこを集めてニンマリするおじさん
彼らは食事がひとだんらくすると こうやってエビぞりになりなにやら祈りをささげている時間がおおい
謎である
20匹中2~3匹は お食事中の方もおるがだいたいみんなで反って3対6本の手を合わせて天に向かい祈のる
ゆらゆら頭をふっているものもいれば 微動だにせず祈る者
我関せずとムチャムシャ租借しつづける者
自由な 天使達
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・
「あああ お客様こまりますぅ~。お祈りするならどうぞ中でお願いしますぅ お客さまぁ~」
自由か!!
なんか朝 数かぞえたとき合わなかったような気がしたんだけど気のせいだよね・・・?
ここ寝室なんで不安なんですけどもぉ 何がかは言わないけども何かが不安なんです
まぁ 縁からは降りてこないようなのでお祈りの邪魔はしないでおこうかな・・・
そんな天使達ときつねさんの共同生活!
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