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食料と冷蔵問題

食の歴史で一番大きな発明は 間違いなく冷凍冷蔵保存だろう

この発明により人の食の在り方は大きく変わった

生ものであろうと長期間 鮮度を維持したまま食すことが出来る

冷凍してしまえばその期間は飛躍的に伸びる

そんな素晴らしい発明ではあるが ここにその利便性を享受できない男が一人いた

名は きつねさんと言う

この男 なにをとち狂ったのか電力会社から電気というものを引いていないのでそれに付随した電気家電を使いこなすことが出来ない

つまり 冷蔵庫も使えない

この季節がやってくると毎回のように嘆いている

冬の間はなんでも室内で 食べ物が保管できた

豆腐であろうが 納豆であろうが 牛乳であろうが 普通に冷蔵庫のある家庭のように購入して食すことが可能だったであるが それも春先まで それ以降秋口まで生鮮食品を買ったら最後 その日のうちに食べきってしまうしかないのである

新学期になる4月 暖かく晴れた日などは いくら日陰とはいえ小屋のなかでは10度以下をもとめられる食品の保管はきびしくなる

しかし まだ山影には雪が残っているので それをビニール袋にでも詰めて箱の中に一緒にいれておけば まだ小屋内でも保管が可能だ

川に沈めてあるビンの中に入れてしまえば まったく問題ないのだがやはり毎回 川まで取りに行くのは面倒なので なるべくならすぐに手に取れる小屋で保管しておきたいというのは仕方のないこと

四月中盤をすぎるといくら雪が一緒に入っているとはいけ まだ葉もまばらで木陰のできない小屋では室内温度がグングンあがってもっても一日がやっとという状態になってしまうので そうなると 箱ごと山影の雪の残っている場所に日中は避難させることになる

川の中のビンは 安定して10度以下をキープしているのだがいかんせん入る量が少なく 口元のサイズ問題もありあまり大きなものは保管できない

例をあげあると マーガリンの入った容器はビンには入らないのだ

そのような 少し大きな物は 雪の入った箱ごと 日陰の雪ののこった地面の上に放置して冷やしておくのが良い

そんで日が落ちて涼しくなったころに回収して また小屋に置いておく

4月中盤の夜間ならばまだ気温10度以下にもなるので日中以外なら小屋でも保管できるのだ

夜の暗い中 川沿いまで食料を取りに行くのはなるべくなら避けたいものですからね

そんなだましだましの生活もゴールデンウイークを境に終わりを迎える

このころになるとさすがに山影にも雪は残っておらず 暖かな日は25度を超える日もちらほら出はじめるので冷蔵の必要な物は もう完全に川に直接沈めるか 川の中のビンに収納するしかなくなるのである

そんでも川の冷蔵庫が使えるのももって6月ぐらいまでかなぁ

それ以降は水温も10度以上になってしまうので精々 次の日までぐらいが限界であろうか

そうなると私の食生活もそれに合わせて変化させねばならない

夏の間は 乳製品 や豆腐 納豆などは食べることが出来なくなり 新鮮なものを食べたいと思うなら自分で畑で育てた物を 食べたい分だけその日に収穫して食べるというのが基本になるだろう

なのでレタスにしろ 白菜にしろ まるっと玉で収穫するのではなく 食べる分だけの葉を外側から失敬するのです

そうすれば 残りは畑に植わったままの為 生きているから新鮮なまま保存しているのと同じこと

それが自分で畑をする理由でしょうか

手間暇を考えたら 下手をするとお店で買ったほうが安いなんてことがあるのだけれど

作れば 買い物にいかないで済む 鮮度の良い物が畑で長期に保管可能である このことの方が大きい気がします

つまり 冷蔵庫がない生活で食料を保存したければ 自分で育てて生きたまま畑で保管する

まぁ これは野菜に関してだけだがw

マヨネーズとか醤油 ソースなどの調味料は夏場でも川の中のビンで保管は可能です

一応 醤油などは常温保存可能だけどやっぱり カビはえるもんね

夏場に16度ぐらいになるとはいえ ビンで保管しといたほうが安全だ

冷蔵庫ないと 夏場は知恵を絞って有るものはなんでも利用して生きていくしかありません

コメント

  1. ドンゴロス より:

    冷蔵庫を動かす方法は、大雑把に言うと、3つほどあります。
    一つ目は、普通に電力会社の電気を引き込む。2つ目は、ガス式冷蔵庫を使う。
    今は、カセットガスの価格が上がっているため、電気工事費用を除いた、電気料金より高くつ可能性が高いです。3つ目は、キャンプとかで使う、車載用のポータブル冷蔵庫を使う。
    ポータブル冷蔵庫な場合は、DC(直流)入力のため、DCからACに変換するロスがなく、バッテリー内蔵タイプもあるので、ソーラーパネル増強で使える可能性があります。

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