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河童壱号

最近新しい趣味を始めた

それはたばこである

まさかこの歳になってから煙草を始めるとは思わなかったw

私の偏見ではあるがたばこを吸う人は学生の頃こっそり初めてそのまま何となく継続しているというのがイメージである

したがって若いうちに吸う習慣のなかった人が始めるというのは少ないケースではないかとかんがえるのだ実際は知らない

特に昨今値段もかなり上がり健康と金をドブにすてるような行為だと思っていた私がそれを始めようとは

壱日二箱も吸うような人は一月で3万も消費してしまうのだ

私の月の生活費が5万程度なのでなんとばかばかしいと感じるのもやむをえまい

まぁそんなネガティブキャンペーンをぐちぐち話していてもいっこうに進まないから戻すことにしよう

去年の冬からデビューである

しかしたばこと言ってもただのたばこではない 煙管だ

私は日本の古い文化がけっこう好きで

冬場の暖房などに火鉢なども活用してたのしんでいる

その一環というわけでもないのだが なんか急に煙管ってかっこいいよなぁと思い始めみることにしたのだ

さてと そうなると問題が2点ある まずはキセル本体を手に入れねばならない

まだ初心者なので初めは安いもので十分だろう アマゾンで1000円ぐらいのものを見繕って購入した

弐つ目は刻み煙草をどこで入手するかである

普通は店頭で刻みなどあつかってはいない

しかし なぜか近所の煙草屋をのぞいたら刻みを扱っている場所を発見w

なんという神の思し召し

数種類おいてあったのだが初めてなので評判の高かった小粋という銘柄をチョイス

ついに刻み煙草とキセルが揃いました

わーいw かっこいいw

刻みが600円でキセルが1000円 

初心者用スターターパックみたいなもんねw

わたしが安いキセルを買ったのには訳がある

初心者にはそんな高い物必要ないってのもあるのだが本当の目的は改造をする為

せっかく煙管デビューするのであればちょっと個性的な物を使ってみたい

刻みの銘柄ではないが粋ってやつかいね?

かと言ってカッコイイ彫とかはいった高いものは持て余すので自分に合った改造を施していこう

ちなみにだが煙管には沢山の種類がある

私が購入した普通のやつ 部品にはそれぞれ名称があり

煙草を詰める場所を火皿といい その頭を雁首という 吸う場所が吸い口でその間をつなぐ場所を羅宇(らう)と呼ぶらしい

羅宇は竹などを使ったのもが多く このようなものを羅宇煙管と言うのだそうだ

皆が思い浮かべそうな 花魁が吸っている長いタイプももちろんある

あとは全部金属で継ぎ目なく一本で出来たやつは延べ煙管と分類されるそうな

延べは分解できないけど金属なので丸洗いできるというメリットもある

そう煙管はちょいちょい掃除をしてお手入れせねばならんものなのだ

まぁ羅宇煙管でも売り物のはなにかで接着されていてものも多いとおもわれるが

煙管が日本に入ってきたころは まだ武士の時代だったので武士以外は帯剣を許されてなかったので対抗するために出来たのがゴツイ延べ煙管の喧嘩煙管という凶器みたいもあるらしいぞ

がんばれゴエモンとかゲームや漫画の世界ででしかみたことねーがw

花の慶次とか銀玉とかのう

羅宇の素材や長さにより煙草の味も少し変化するらしいので(羅宇が長いと煙の冷め具合などで変化する)人によっては何種類か持ち歩いている人もいるみたいね

つうことで オリジナル煙管を作るべく買ってまいりました

なんか伸び縮する例のアレw

羅宇はやはりなにかで接着されていて取れなかったので火で炙って強引に引っこ抜いたよ

羅宇は竹に似せてあるだけで金属だったので熱してとれた

まー竹だったとして燃やしまえば取れるとおもう

そんで差し込んでみたらシンデレラフィットw

しかしもう少し奥まで差し込みたいので・・・

内部にあった段差みたいのをヤスリがけして整えていく

掃除をする関係上羅宇は取り外しが出来たほうが便利なので接着はしない

でもスッポリと抜けない程度にきつめに調整した

そんで出来上がったのがこの河童壱号である

その由来は こいつが河童の腕みたいに伸縮自在だから

雁首と吸い口をつまんで引っ張るとこのように花魁煙管のように長く変化するのだ

羅宇の色は朱くはないけどw

最大でこの長さまで自由に伸ばせるからお好みの長さにして味の変化を楽しむことが出来る世界に一本しかない世にも珍しい煙管の出来上がり!!

縮んでいるときは普通の煙管と見分けはつかないが謎の仕込みがあるゾ

見えないところでなんたらするのは江戸の粋ってねw

今後の 煙管生活が楽しみです

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